スコアメイクに欠かせないのがアプローチと今回ご紹介する “パター”。いかにして自分に合った パターの選び方 が出来るかが重要です。今回はパターのヘッド形状とその特徴について、シンプルで分かり易くご紹介します!
第1弾でお送りした内容はこちらからチェックしてくださいね!
パターの選び方 ヘッド形状の種類
まずパターヘッドの形状は3種類に分ける事が出来ます。自分に合った形状、ラウンドするコースのグリーンに合わせた形状、天候に合わる、などといった具合に使い分ける人もいると思います。
ヘッド形状 ブレード ・ ピン型 パター
1960年代、パターといえばL字かT字でしたが、今回ご紹介のブレードタイプ、いわゆるピン型は、当時のL字やT字の難点をカバーし、より優しくパッティングを行える様にした形状として誕生したのが、今なお進化を続けているピン(PING)のパター アンサー です。この形状を総称してピン型と今も言われているわけですね。
今でも世界で最も使用され愛好家も多いヘッド形状でビギナーからの使用でも全く問題ないです。ちなみにプロ使用率もNo.1です。
ヘッド形状 マレット型 パター
先程のブレードタイプと比べて、上から見た横幅が1.5倍から2倍ほど広くなっていることが分かりますね。まずはこれによりヘッドの重心の位置も深くなることが分かります。更にフェイスの長さはブレードタイプより短めが多い為、形状が長方形から正方形へと近づくイメージです。それではボールとコンタクトする時、どちらのヘッドがブレにくいでしょうか?
後ろに長く、フェイスの長さもボールに近い方が当たった時にブレにくいことが創造出来るかと思います。
但し、一般的なブレードタイプと比べて、フェイスがやや短いタイプが多い為、面で打つより点で打つイメージになりやすい為、必ずしもマレット型がやさしいとは言い切れません。
こちらのマレット型もブレードタイプ同様に人気のある形状で、ビギナーからでも全く問題のないパターですよ。
ヘッド形状 ネオマレット型 パター
ドライバーの肥大化に伴い、パターまで大きくなっちゃったという勢いで誕生したネオマレット型。大型ヘッドパターです。
先程ご案内したマレット型を2倍~3倍も大きくしたヘッドで、更に重心を深くして安定したストロークと安定したインパクトを実現パター。ドライバーで言えばもっとボールが上がって飛びますよ、といった感じですね。
構えた時の上からのビジュアルは何だかモヤッとしていて、慣れていないとどこに合わせて良いのかフワフワしそうですが、しっかりセットして、ストロークの正しい軌道と、振り幅コントロールすることが出来れば、常に安定したパッティングが期待出来ます。
こちらのネオマレット型はある程度、実際のグリー上でのパッティングに慣れている方向けだと思います。見た目の通り、非常に転がりの良いヘッドですので、最初のうちは距離感を出す事が難しく感じます。ストロークの振り幅で距離感が出せる様になればストレスの感じないパッティングが期待出来ますよ。
パターの選び方 ヘッド形状ごとの特徴
次にブレード型・マレット型・ネオマレット型のこれだけは押さえておきたい、といった特徴をシンプルに分かり易くご紹介します。
特徴 ブレード ・ ピン型 パター
要素 | 評価 |
---|---|
方向性 | 4 |
距離感 | 3 |
操作性(精度) | 4 |
ストローク やり易さ | 4 |
インパクト時のフェイスバランス | 3 |
スイートエリア (ミート率) | 4 |
合計 総評 | 22 |
平均点以上だね。
万人受けする形状と言う事か。
ヘッド形状がシャープだから集中力とアドレナリンが出ますね。
精度に繋がってくれればいいねぇ。
特徴 マレット型 パター
要素 | 評価 |
---|---|
方向性 | 3 |
距離感 | 4 |
操作性(精度) | 4 |
ストローク やり易さ | 3 |
インパクト時のフェイスバランス | 4 |
スイートエリア (ミート率) | 3 |
合計 総評 | 21 |
ブレードと1点差で劣るのか?
ヘッドが小さいとミート率が下がる。
それに並行して方向性もシビアになる。
良い点は距離感とインパクト時のフェイスバランスだね。
特徴 ネオマレット型 パター
要素 | 評価 |
---|---|
方向性 | 4 |
距離感 | 3 |
操作性(精度) | 2 |
ストローク やり易さ | 4 |
インパクト時のフェイスバランス | 5 |
スイートエリア (ミート率) | 4 |
合計 総評 | 22 |
ブレード・マレットと比べて荒れたねぇ。
操作性が 2 と厳しいね。
確かにうまくストロークの軌道に乗せてあげないと、そのままスッポ抜ける時があるからね。
フェイスバランスは 5 GETです。
パターの選び方 ヘッド形状の種類 まとめと次回予告 第3弾
いかがでしたでしょうか。昨今のパターにおいてのヘッド形状は、ご紹介したブレード型(ピン型)・マレット型・ネオマレット型の3種類の特徴を押さえておけば概ね大丈夫です。実際に構えて見て、構えやすさだったり、真っすぐ転がるイメージだったりと見た目の好みも大切な要素になりますが、それぞれの特徴を把握することで、道具の持つ効果を生かし実感することが出来ると思いますよ。
次回の第3弾では、パターのネックの種類とその特徴についてシンプルで分かり易くお送りしていきたいと思います!
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